「50代スキルなしで転職なんてできるんだろか?」
「介護職って聞くけど未経験でも雇ってもらえる?」
「できでば正社員で働きたいけど50代だと…」
転職って考えると、いろいろな不安や悩みが出てきますよね…
そこで本記事では55歳未経験で介護の世界に飛び込んで最短の3年で介護福祉士になった私が50代からの転職に介護士が最適だと思う理由をご説明します。
自分に合った働き方、施設の選び方からキャリアアップのための資格獲得対策まで同年代の方に向けて実体験を含めて解説させていただきます。
(実体験)55歳で未経験から最短の3年で介護福祉士になった全過程
介護士になったきっかけ
もともとは自営業でしたが、39歳の時に不況の波に飲み込まれ倒産しました。
そこそこの負債を抱えにっちもさっちもいかない状況に追い込まれました。
それから10年間、昼夜働き借金返済できたのが51歳の時です。
この後今から長く働くならタクシーしかないと思いタクシ会社に入社しました。
この時の選択肢に介護士はありませんでした。
タクシー会社で二種免許をとらせてもらい(3年は辞められない条件付きでしたが)約4年働きました。
このころ結婚した彼女が体が弱かったこともあり、夜の勤務が厳しくなり転職を考えるようになりました。
色々見てる中で、長く働けて日勤のみそして将来役に立つ技術も身に着けられる(彼女の介護も頭に入れていたので)仕事として介護士の仕事を選択しました。
しかし、自分の条件にあった働き場所ってどうやって探す…
働く施設も多様で知識がないのでどこがどうか解らず、日勤のみなどの条件もあったので介護職の求人サイトを見つけて登録しました。
自分が登録した介護職の求人サイトコチラ
55歳で介護士転職へ
自分選んだのは正社員、日勤のみ、定時帰りができる、基本残業なし、定年65歳、再雇用あり、ボーナスあり、職員に男性(女性しかいない施設もあり、男一人だと孤立するので)が居る、40代、50代が多いと結構細かな条件だったんですけど、
○○のおかげで自分の条件にあった職場を見つけることができました。
自分が選んだのはすべての条件が合ったデイサービスです。
自分の性格上あまり年下の人は苦手などで同年代の人が多いところを探していただきました。
40代、50代中心で自分より年上が3人いらっしゃいました。
入ってみないとわからないですが(自分にとっては最高の環境でした)自分の条件は細かく伝えて、条件に合った先を見つけてもらえる転職サイトに登録することです。
自分にあった職場を探せるかは登録する転職サイト次第です。
いまから長く働くことを考えても妥協しないことです。
55歳で介護士デビュー
55歳で介護士デビューしました。
同年代の方も多く楽しい環境の中で仕事させていただきました。
とはいっても全くの介護未経験ですのでわからないことばかりで最初は大変でしたが、わからないことは聞く、メモする、実践するを繰り返すと自然とできるようになります。
一つ一つ出来ることが増えてくると楽しいものです。
利用者さんもいろいろな方がいらっしゃいますが、若い介護士さんよりも50代の自分たちが接することを喜ばれることが多いです。
年齢的に近いから安心されるのか、自分たちの子供さんの年齢に近いから親近感をもたれるのかわかりませんが。
50代だからと卑屈になるのではなく、50代だからと自信をもってできるのが介護士の仕事だと思います。
58歳で介護福祉士試験に挑戦と合格後変わったこと
3年目の4月に4月1日から働き始めたので来年1月の介護福祉士試験受けられるから受けてみないかと上司に言われました。(介護の仕事を来年3月まで続ければ見込みで受けられます)
資格手当も付くし、介護士のリーダー的存在になるし、施設にとっても介護福祉士には加算がつくのでとても重宝されます。
とはいってももう一つの受験資格である実務者研修も持ってないし、55歳で今から勉強かとも思いましたがせっかくのチャンスだし、介護福祉士の資格を取るとその先もみえてくるので挑戦しようと思いました。
実務者研修をとるためには学校に行かないとダメなので早速探しました。
私がコチラから自分の条件に合った受講先を選びました
7月から10月まで週一通って10月には実務者研修の資格取得できました。
公式の試験はないので真面目に欠席なしで通えば誰でも取れます。
でも介護福祉士試験を受けるならここで勉強したことが基本になりますので真面目に勉強しとかないとあとが大変です。
この後は独学でも大丈夫なんですが、自分は絶対一回で合格したかったんで実務者研修の講座を受講するとき一緒に介護福祉士試験直前口座も申し込みました。
11月後半から週一3回の講義と3回の模擬試験です。
試験に出そうなポイントを的確に教えてもらえるので受講してよかったと思います。
かなりのボリュームの中から搾り込んでの勉強は自分は独学では無理と思ったんでお金はかかりましたが受講してよかったです。
私はコチラから自分の条件に合った受講先を選びました
この講座のおかげで合格できたと思ってます。
こうして58歳で無事介護福祉士試験合格しました。
この後介護福祉士登録経て正式に介護福祉士として認められます。
介護福祉士になるとまず基本給が上がり、更に介護福祉士手当として10,000円が付きました。
それ以上に介護士のリーダー的存在にもなり、やれることが増え上司からも重宝されるようになりました。
また5年かかりますがケアマネも目指せ更なるキャリアアップが望めます。
55歳未経験でなんのスキルもないところから初めて3年足らずでこれだけキャリアアップでき、更なるキャリアアップが望める職種は介護職以外にそうはないと思います。
50代未経験でも介護士転職がおすすめな理由
50代未経験でも正社員としても働ける
50代未経験でも正社員になれる仕事はそう多くはないと思います。
でも介護職なら50歳以上スキルなし未経験でも正社員になれます。
75歳以上の高齢者の数が、2055年には全人口の25%を超えると見込まれています。
その結果、介護が必要な認知症高齢者の数も大幅に増加するものと見込まれています。
そのなかで介護士の数が圧倒的に人手不足だからです。
国は外国人労働者に期待をかけていますが、外国人労働者の雇用にも様々な障壁があるため、今後も圧倒的人で不足が予想されています。
介護士の半数以上が未経験から働きはじめてます
専門的な技術、知識は必要ですが働きながら覚えることができます。
ほとんどの施設で先輩方が丁寧に教えてくれます。
利用者さんに寄り添う気持ちがあれば大丈夫です。
無資格からでもキャリアアップが目指せる
介護士の仕事は無資格からはじめられます。(2024年4月から無資格の場合は認知症介護基礎研修の受講が義務付けられました。)
半日から1日で修了できるカリキュラムです。
eラーニングの場合は、約150分の動画視聴の上、復習問題や確認テストを行います。
どちらにしろ一日で終わりますし、ほとんどの施設で会社が負担してくれます。(ちなみに各自治体で違いますが3,000から5,000円程)
ここから3年働けば介護福祉士試験が受けられます。
仮に4月1日から働き始めると3年後の1月の受験が可能になります。(介護福祉士試験は通常年一回1月に行われます。)
介護福祉士試験の受験資格は3年間の介護業務従事と介護福祉士実務者実務者研修取得になります。(実務経験ルートの場合)
どこかのタイミングで介護福祉士実務者実務者研修を取得しないといけません。
介護福祉士実務者実務者研修にもほとんどの施設で手当てが付きますので介護福祉士の資格を最初から目指される方は早めに取られるといいです。
私はコチラから自分の条件に合った受講先を選びました
こうして未経験で介護の仕事をはじめても3年で介護業界唯一の国家資格の介護福祉士になれるんです。
多様な働き方、長い期間働ける
一言で介護職といっても働く場所によって多様な働き方ができます。
大きく分けて老人ホーム、グループホーム、デイサービス、小規模多機能ホーム、訪問介護、病院での介護士と何種類ものパターンがあります。
働く場所によって、夜勤のあるなし、送迎(運転なし)あるなし、日勤のみ、夜勤のみなど自分に合った働き方が選べます。
雇用形態も正社員、パート、アルバイト、契約社員、派遣社員など、いろいろなパターンがあります。
介護職って長く働けるんだ…
介護業界は60歳を過ぎても余裕で働けます。
一般の定年が60歳なのに比べ介護職の定年は65歳が多いです。
さらに定年延長あるいは嘱託などとしての再雇用制度により70歳まで給料や勤務条件が定年前と同じような条件で働けるところが多いです。
未経験で50代から働き始めて正社員で65歳まで働き、その後定年延長あるいは嘱託などとしての再雇用制度により70歳まで働けるのが介護士の仕事です。
50代未経験での介護士転職のデメリット
50代介護の仕事はきつい?
介護職は利用者さんをベッドから車椅子へ移乗したり、身体を支えての入浴介助やトイレ介助など体を使った特に腰に負担のかかる仕事もあります。
でもコツを覚えると腰に負担をかけないで出来るようになります。
職種によりますが基本立ち仕事になりますので、今までデスクワークの仕事をされてた方は最初は大変かもしれません。
これもひと月もすると慣れてきます。
コミュニケーションが苦手な方には利用者さんと接することがきついとか感じられるかもしれません。
しかし利用者さんと会話することは大事な仕事ですから、慣れるしかないです。
実践を重ねるごとにコミュニケーション力も利用者さんとの対話も慣れてきます。
介護職の給料は高くはない
介護職の給料は安いとよく言われてますが、他職と比較してもあまり変わらないように思います。
当然のことですが50代未経験での介護士デビューの給料は同年代のキャリアを積み重ねてきた勤続20年とか30年方に比べてかなり低いと思います。
正社員の場合、給料は一年ごとの昇給するのが普通です。
一年目より二年目、二年目より三年目の方が基本給はいいはずです。
しかし介護職は離職率が高い職業だといわれてます、それゆえ平均すると離職率の低い他職より給料が安いといわれるんではないでしょうか。
収入のことを言うなら他職を探すべきでしょが、50代未経験でしかも正社員なら介護職しかないというより介護職が最適だと思います。
介護職も夜勤を増やすとか資格を取るとか収入を増やす道はいくらでもあります。
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50代未経験ではじめるおすすめできない仕事とは
「営業関連」の仕事
営業をされてた方がまた営業職へと転職を希望されるパターンは多いようですが、50代からの未経験の営業職への転職はおすすめできません。
若い人達とノルマを競って走り回ってるご自分を想像してみて下さい
若い人たちほど体力もなくなかなか成果が出ないと、そもそも営業ノルマそのものを達成する気力もなくなってしまいます。
しかし営業は数字が全ての世界です、成果が上げられなかったり、ノルマを達成できないとその職場はとても居心地の悪い場所になってしまいます。
1~2年で辞めるおつもりなら別ですが、50代から10年以上働くなら未経験からの営業職はおすすめできません。
「事務」の仕事
事務の仕事は基本座った状態がおおいので、あまり体力を使わず50代以上の方におすすめのように思われます。
しかし若い方にも人気の職種ですので、総務や人事などで働いてた経験がないと未経験50代以上の転職には厳しいと思われます。
50代以上だと目も衰えてきますので、パソコンの文字や書類を一日中みていることにストレスを感じるようになります。
座りっぱなしの仕事は肩コリと腰痛が悪化します。
座りっぱなしの仕事は腰のヘルニアの原因にもなります。
「接客業」の仕事
接客業も営業と同じく未経験50代からはじめるのは大変だと思われます。
加齢とともに若いころに比べ気配りができなくなっていくのも50代の特徴です。
お客様が同年代以上の方の場合は対応できても機敏さも求められる若いお客様には対応が難しくなってきます。
一緒に働く同僚も若い社員やパート、アルバイトが多くなると思われ、仕事に対する考えのギャップもでてきてストレスをため込むことになると思われます。
そもそも50代以上で未経験スキルなしの接客業の正社員はほとんどないと思われます。
(本気でお勧めしたい)50代スキルなしで正社員なら介護職が最適
55歳でスキルなしで未経験で介護士になって最短の3年で介護系唯一の国家試験介護福祉士試験に一発合格した私は、50代でスキルなしで未経験の仕事を初めるなら介護職が最適だと思います。
50代スキルなしで正社員なら介護職が最適だと思う理由
- 50代未経験でも普通に正社員としての雇用がある。
- 65歳まで、正社員として働くことができる施設(会社)が多い。
- 再雇用制度により70歳まで働ける施設(会社)が多い。
- 50代から働き初めてもキャリアアップが望める。
- 働く施設の種類、日勤のみ、夜勤専従等時間帯も多種多様。
- 正社員、パート、アルバイト、派遣等働き方を自分で決められる。
- 50代だからこそ必要とされる。
- 同年代の職員がたくさんいる。
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介護職の仕事を探す方法
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初めて介護のお仕事をしようと思っても、どこで仕事を探せばいいか迷いますよね。
一番に思いつくのはハローワークだと思います。
しかしハローワークは介護専門の求人サイトではありませんので、介護の求人数もそう多くはありません。
介護に精通している職員がいるわけでもありません。
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ハローワークは自分で仕事先を決めて紹介してもらうだけの場所と考えたほうがいいと思います。
ハローワークの職員に仕事を探してもらおうなんて考えない方がいいです。
そもそも介護の知識なんてありませんし、求人票に書いてあることしかわかりません。
求人数も介護求人サイトに比べたら少ないです。
ご自分でこれというのを見つけられたら、その場で相手先に連絡をとって面接等の橋渡しをしてくれます、ただの橋渡し役だと思ってください。
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